研修の実施例

新聞で就活パワーアップ

摂南大学(大阪府寝屋川市)

 摂南大学寝屋川キャンパスでは11月初旬、1~3年生の35人が集まり、新聞のちから講師による講義を聞きました。新聞を広げ、効率的な新聞の読み方を学び、論理的な文章を身につけるトレーニングを体験。枚方キャンパスからオンライン参加した学生もいました。

 ちから講師は「まずは見出しだけ読んでみよう」と呼びかけました。参加者はその日の新聞から興味を持った記事を選び、簡潔にまとめてコメントするワークに挑戦。「続ければ面接や自己PRに時代性、今日性を盛り込める」と聞き、熱心に取り組んでいました。

 摂南大では意欲的な学生が早めに就活を始められるように、2022年度から摂大CHP(キャリア・オナーズプログラム)を展開。今年度からはコミュニケーション力アップをめざすプログラムを充実させ、現役アナウンサーによる話す力講座などを取り入れています。ちから研修は「ネットではなく新聞を読むことで視野を広げ、知識や話題が豊かになってほしい」(西田太郎就職部長)との願いから導入が決まりました。

 経済学部2年、高橋竜斗さんは、ワークで大阪・関西万博の空飛ぶクルマが展示される記事を選び「どうなるのか進捗が気になっていた。見てみたいと思った」と話しました。国際学部2年、藤木咲さんは「時事クイズに苦戦した。社会に興味を持つために新聞を読みたい」と意気込んでいました。

 

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