研修の実施例

新聞を片手にメディアの現場へ 

讀賣テレビ放送株式会社

 讀賣テレビ放送(本社・大阪市中央区)の新入社員15人が、2023年4月17日と5月9日の2日間にわたって、「新聞のちから」委員会の研修を受講しました。

 讀賣テレビ放送は2019年度から、新入社員向けに「新聞のちから」研修を導入しており、今年度が5度目になります。新聞の読み方、伝わる文章の書き方に加え、今回は初めて「記者に学ぶ質問力」を取り入れ、パワーアップをはかりました。

 初日は、讀賣テレビ放送本社で、「読む」「書く」の基本からスタート。約1か月たった2回目は、大阪市北区の読売新聞大阪本社で実施。工場で夕刊が刷り上がるまでを見学した後、質問力講座に挑みました。

 質問力とはなにか、どうやって磨くのか、受講したみなさんは熱心に聞き入っていました。学んだことを生かして、模擬取材のワークに取り組みました。架空の事件について、警察官役の講師に鋭い質問を浴びせます。質問の答えをもとに記事を執筆、それぞれの視点を生かした多様な記事が完成しました。質問力を応用し、新聞記事から雑談を広げるワークも盛り上がりました。

 「受講後、新聞を読むようになって、知識が一気に増えた気がした。これからも継続して読んでいきたい」「質問には事前準備が大事と知った。よい質問、よい雑談がいつでもできるよう、新聞を読む癖をつけようと思った」などの感想が寄せられました。

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