研修の実施例

新聞記事から文章の「わかりやすさ」を学び、仕事に生かす 

株式会社大橋金属工芸(大阪市)

 

 イベントやスポーツ大会で贈られる優勝カップやトロフィー、メダルなどの専門メーカー、株式会社大橋金属工芸(本社・大阪市天王寺区)は2023年度から、文章力や発信力を身につけて仕事に生かそうと、「新聞のちから」研修を導入しました。

 5月18日の最初の講義は「新聞記事にみる『伝わる』文章とは」がテーマでした。当日の朝刊をめくって気になった記事を選び、内容と選んだ理由を短くまとめて説明するワークや、わざと文の順番を入れ替えた記事を元の順番に並べ直すワークを通じ、「新聞のように大切なことから順に書くと、わかりやすくなる」との講師の説明を実感しました。

 受講した若手から幹部社員まで10人は「記事の構成や文の順番がどのようになっているか、考えたこともなかったので、いい経験になった」「自分の話し方が本当は人に伝わっていないのではないかと問い直す良い機会になった」「勉強になった。SNSで活用できる文章力を身につけたい」などと手応えを感じていました。今後は記事の要約や、発表文の添削課題を通じて、「ポイントを外さない」「簡潔でわかりやすい」文章力を磨いていく予定です。

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