研修の実施例

「新聞のちから」委員会は8月18日、学童保育を手がける「まなびやPLUS」（大阪市天王寺区）の子どもたち約40人を対象に、会社見学の「特別リモートツアー」を初めて実施した。広報宣伝部の協力で、読売新聞本社と大阪市内にある２か所の教室を結び、約1時間40分にわたり双方向で実施。子どもたちは楽しみながら、新聞についての学びを深めていた。

　子どもたちは、4月から「新聞のちから」委員会の研修を3回受け、KODOMO新聞を購読しながら取材や新聞作りを経験してきた。総仕上げとして、本社を見学する予定だったが、新型コロナの緊急事態宣言が発出されたため、オンラインに切り替えた。

　子どもたちはオンラインで会社案内のDVDを視聴し、広報宣伝部の見学スタッフが作った、新聞にまつわるクイズなどに挑戦。ちから委員会講師にも「インタビューでは、どんな質問をするようにしていますか」など積極的に質問していた。子どもたちは12月に実際に会社見学をする予定。