研修の実施例

　ケーブルテレビ局の運営・放送・番組提供を行うJ:COMが、2023年1月6日、「新聞のちから」委員会の講義を受けました。講師が大阪市中央区の同社に出向き、番組制作や取材の担当者6人に、「地域情報の探し方」と「インタビュー実践講座」と題して話しました。

　「地域情報の探し方」では、講師が大阪府内で個々の記事がどのように取材され、掲載されるかを、実際の紙面に即して説明しました。受講者は、当日の紙面から「気になる記事」を探して理由を説明するワークを通じて、「政治や海外の記事でも身近な出来事や日々の生活と密接に結びついている。新聞紙面は取材ネタの宝庫」との講師の説明にうなずいていました。

　「インタビュー実践講座」では、講師が、相手の氏名などを必ず聞くように指導したうえで、「相手の答えに対して質問をすることを繰り返す手法」や「想定外の答えに対応する姿勢」について伝授しました。受講者は二人ひと組で、実際にインタビューをして発表するワークに挑戦しました。