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開発途上国の未来のリーダーたちと学ぶ 阪神・淡路大震災30年 JICA関西(神戸市)

アジアやアフリカなどの開発途上国からJICAの人材育成プログラムで来日中の留学生約30人に対し、新聞のちから講師らが講義やワークショップをおこないました(2025年2月18日、20日)。

 1日目は、「記者が見た阪神大震災30年」と題し、講師が阪神・淡路大震災で亡くなった小中学生の遺族を取材した経験などを語りました。

また、留学生が研修プログラム(阪神・淡路大震災の遺構や関連施設の視察、防災の専門家との意見交換など)のレポートを作成する助けになるよう、取材の基本も伝えました。

 2日目は、英字新聞(The Daily Yomiuri、現在のThe Japan News)の記者経験者である講師が、英語で講義とワークショップをおこないました。

 ワークショップでは、講義を参考にレポートに付けた「見出し」を、留学生が一人ずつ発表。同じものを見聞きしても、書き手の課題や読み手に伝えたい情報の優先順位によって、「見出し」は全く異なります。

 大学院に通う留学生は、「取材の仕方」や「記事の書き方」を論文執筆に活かしていきたいと話しています。また、自国に戻った際は行政官として、国民への情報発信に今回の講義を役立てたいとの感想も寄せられました。

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