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小中学生が取材・執筆した「KIITOミライ新聞」が完成し、神戸市立の小中学校に配布されました。
「新聞のちから」委員会は、神戸市中央区のデザイン・クリエイティブセンター(愛称・KIITO)で小中学生が記者体験をして作成した「KIITOミライ新聞」(タブロイド判8ページ)を2月下旬から3月にかけて、神戸市立の全小中学校に12万部配布した。
「新聞のちから」委員会が手がけている、企業や団体、大学向けに読解力などを高める講義のノウハウを子ども向けに活用した。参加者は、地域で働く人々にインタビューして、地域について学びながら、読解力や文章力を高めることができる。プログラムは、神戸市などが参画する「令和3年度こどもの創造性を育む団体活動助成」の対象にも選ばれた。
神戸市や兵庫県尼崎市などから小中学生15人が参加。昨年11月から1月にかけ、取材や校閲を体験。KIITOを拠点とするデザイナーや建築士らにインタビューしたほか、都市型水族館「átoa(アトア)」や隣接する「フェリシモ チョコレート ミュージアム」を取材した。最後に、このイベントを通して学んだことを1人ずつ発表し、学んだ内容を共有した。
終了後に参加者と保護者にアンケートをしたところ、参加者全員が「文章を書くときに、どうすれば伝わるか考えるようになった」と回答。保護者全員が「とても良かった」とした。保護者からは「感受性の豊かな時期に、見る、聞く力をつけることができた」など高く評価する声が相次いだ。
一面のKODOMO新聞広告にあるQRコードを読み取ると、恐竜博士のミニ動画を視聴できる仕組みも導入した。
2022.03.07