研修の実施例

わかりやすく説明する文章力を身につけ、仕事に生かす 

大橋金属工芸(大阪市)

 トロフィーやカップ、メダルなどを企画、製造販売している大橋金属工芸(本社・大阪市天王寺区)は、毎年6回、「新聞のちから」研修を受講しています。大橋正起社長は「研修を通じてコミュニケーションが明確にとれるようになり、成長を感じています」と言います。

 今年の受講者は、役職者から若手まで10人。7月24日に今年最終の6回目講義がありました。「新製品のアイデア」というテーマで前回、400字以内にまとめた文を、全員が発表しました。講師はこの日までに添削をして返却しています。

 発表後には講師が講評を述べ、「わかりやすく説明できたかどうかが最も重要な点」「どんなアイデアか、簡潔な表現でまず示すこと」「色や素材、大きさを具体的に示そう」「動機や個人的な思い入れは、あと回しでいい」などとアドバイスしました。文章を書くときには大事なことから順に書く、事実と感想は分けて書く、などの留意点にも触れました。

 受講者は「構成を意識することで考えが整理され、自分自身の理解も深まった」「誤解を受けないように説明する力は重要だと再認識した」「書いた文をプロに添削してもらうなんて、めったにない経験ができた」などと満足げでした。

 

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