研修の実施例

新聞広告に学ぶ「質問力」

山本会計事務所(大阪)

 大阪市北区天満の山本会計事務所は、新聞を活用してコミュニケーション力などを高める「新聞のちから」研修を6月6日に開きました。    山本会計事務所では税理士を含むスタッフ全員が昨年初めて、「新聞の読み方」「分かりやすい文章の書き方」「メールを書こう」など6回シリーズで「新聞のちから」研修を受講。2年目となる2020年度も4月から新たなシリーズ研修をスタートする予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となり、6月に入って今年最初の研修を行いました。  今回は感染対策として講師、受講者ともにマスクを着用して実施しました。読売新聞大阪本社「新聞のちから」委員会事務局の瀧上和世、赤川裕紀両講師が「新聞広告に学ぶ『質問力』講座~営業力を伸ばすヒントを教えます~」をテーマに、顧客に訴える広告とはどういうものかを説明。顧客のニーズに応えた質問をすることで相手の考えを引き出し、理解していく重要性を訴え、「新聞広告はマーケティング発想の参考になる。広告に注目すると世の中が見えてくる」などと話しました。受講者は、眼鏡やCDなど自分の気に入った新聞広告について理由を交えながらプレゼンテーションをしたほか、自らの仕事をマーケティング発想で再定義する実習を行いました。研修は講師の発言に感心したり、笑ったりとアットホームな雰囲気で進みました。  受講者の一人は「マーケティングの話を聞き、そういう視点で仕事に取り組みたいと思った。これからは新聞を読む時は広告にも注意していきたい」と感想を語っていました。

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