研修の実施例

南海電気鉄道株式会社（大阪市）の新入社員20人が、2021年4月13日、オンラインで「新聞のちから」委員会の研修を受講しました。

　新入社員は自宅のパソコンなどを使って参加。ちから委員会事務局の瀧上和世講師が読売新聞大阪本社会議室から、ビデオ会議システムを使って講義をライブ配信しました。「新聞の読み方」「伝わる文章の書き方」など、3時間にわたる講義となりました。講師との双方向の質疑も活発に行われ、今後、社会人として活躍するための基礎となる文章作成手法について、幅広く、深く、学びました。

　ワークでは、新聞記事を読んで見出しをつけたり、重要な情報を探して1段落目を書き直したり。チャットを使って、回答を共有し、講師が次々にコメントしました。新入社員は様々な質問に素早く反応し、スピーディーで、内容の濃い時間となりました。

　受講後には「新聞を読むことに抵抗がなくなった」という声も。「伝わりやすい文章の書き方は会話にも応用できるとわかった」と、仕事に生かそうと意欲的な新入社員もいました。