研修の実施例
機関誌の担当者にインタビューのコツを伝授
大阪府社会福祉協議会
「新聞のちから」委員会は2022年6月24日と7月1日、大阪府社会福祉協議会(大阪市中央区)で、機関誌に記事を書く担当者らを対象に、伝わりやすい文章のまとめ方と、インタビューのコツについて講義を開きました。
大阪府社協での「ちから研修」は4年連続。これまでも文章や校閲、写真の撮り方などをテーマに開いてきました。受講した方々の評判が良く、毎年担当者の一部が入れ替わることもあり、今年も開催することになりました。
各回約20人が参加。文章講座では、順番を変えた新聞記事の文を元通りに並べ直すワークを通じて、重要なことから書くことが最も読みやすく伝わりやすい文章であることを実感しました。また、講師が事前に添削した同協議会機関誌の記事を配り、直したポイントを説明。受講者は、赤字で細かく書き込まれた用語の注意点などを、熱心に読み込んでいました。
インタビューの講義では、講師が「取材目的を明確に伝えるなど事前準備が大切ですが、インタビューが始まれば相手の答えに応じて臨機応変に質問を変えていきましょう」と体験を交えて解説しました。
参加者は講義後、「添削が具体的で勉強になりました」「講義3日後のインタビューで、以前よりも聞きたいことを引き出せました」などと、受講の効果を感じていました。
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