講師紹介

講師は、全員がベテラン記者です。

事件記者や経済記者、海外特派員、地方支局長など経歴は多彩で、記事の執筆や添削、幹部・若手の指導に豊富な経験を持っています。
ほかにも、広告や事業、写真撮影を担当した講師の派遣もできます。

講師一覧

戸田 博子Hiroko Toda

経済分野を中心に、記者やデスクとして25年にわたって活躍。激動する経済環境を生き抜く、数多くの経営者に対して、成長戦略や企業再生策を取材してきた。社会人や大学生に必要な経済の基礎知識をわかりやすく説明する研修は、「経済記事が楽しめ、仕事や就活に役立つ」と好評だ。広報宣伝部長を3年務め、「取材する側」と「取材される側」の両方を経験しており、情報発信やリリース作成についての具体的で厳しい指導も人気を集めている。記者経験に加え、中小企業診断士、MBA(経営学修士)の知識も生かして、企業や大学の人材育成を多角的に支援している。

Message

コロナ禍を経て、企業や官公庁では人材育成が急務です。生成AIなど、急速に進むデジタル技術を使いこなす力をつける必要があります。読売新聞の「新聞のちから」研修は、IT(情報技術)の基礎となる読解力や社会課題解決力を伸ばす60種以上の講義を用意しています。さらに、企業ごとに、新入社員から幹部、役員まで、きめ細かいカスタマイズも可能です。新しい時代を生き抜く力を鍛えてみてください。

霜田 聖Sei Shimoda

運動部の記者やデスクとして20年余り。プロ野球(阪神、オリックスなど)はもちろん、高校野球や陸上競技などのアマチュアスポーツの担当をしてきた。海外での取材経験も豊富で、2004年オリンピック・アテネ大会に出向いたほか、アメリカ・ロサンゼルス支局に約3年間勤務し、当時大リーグでプレーしていたイチロー選手、黒田博樹投手らが活躍する姿を発信し続けた。スピーディーで迫力ある講義に対して、受講者からは「研修直後からレベルアップを実感できる」という声も届く。スポーツの取材は速さ、正確さが問われるうえ、記事を書く際には幅広い世代にわかりやすい表現で書くことが求められる。そうした緊張感のある現場で培ってきたノウハウを惜しみなく受講者に伝授する。

Message

20年以上運動部に在籍し、様々なスポーツを取材してきました。スポーツ記事は幅広い世代の方が読まれるので、中学生から高齢の方まで、読みやすくわかりやすい原稿を書くように心掛けてきました。その経験をお伝えしたいと思います。

瀧上 和世Kazuyo Takiue

松江支局で新人記者時代、事件や教育問題などを取材した後、紙面の割り付けや見出しなどを決める大阪編成部へ。文化・芸能から生活、社会、経済など多くのページを幅広く担当し、読者に伝わりやすい見出しと美しいレイアウトで知られる。講義では、優しい語り口と明確な指導法で受講者を魅了、何年も連続して講師として指名する企業も多い。また、小中学生から高校生に論理的な読み書きを教える「ロジカルリーディング・ライティング講座」も担当。子どもたちからも「内容がわかりやすい」「文章力がついた」と厚い支持を得ている。

Message

編成記者20年。伝わる見出しと美しいレイアウトにこだわってきました。新聞の最初の読者として原稿にダメ出しすることも。見出しを意識してコミュニケーション力を磨きましょう。

戸田 聡Satoshi Toda

入社以来30年以上、社会部などで記者、本社デスクを経験した。阪神大震災の被災地をはじめ多くの現場で取材。奈良と京都の両方で歴史・宗教を担当し、数々の発掘現場や社寺の宝物調査、中国の古代遺跡にも同行して取材してきた。宮内庁正倉院事務所に長く取材に通い、十数年にわたり正倉院学術シンポジウムの進行役やオンライン用の連載も手がけた。政治、国際、社会、文化財など広い分野の原稿にデスクとしても活躍した。取材時の裏話をまじえながら、文章を簡潔にまとめる方法を伝える講義は幅広い世代に人気だ。書き手の個性を生かした添削にも力を注いでいる。

Message

若い人の読む力、書く力が急速に落ちています。先行きが不透明な時代、世の中の仕組みが変われば変わるほど、読解力と文章表現力が生きていくうえでの糧になります。力を蓄えるためのお手伝いをしたいと思います。

繁村 一男Kazuo Shigemura

校閲記者として、政治・経済、海外ニュース、スポーツ、社会一般、特集面、テレビ欄とあらゆる紙面を担当し、限られた時間で記事や見出しなどをチェックしてきた。何百万部もの新聞が印刷される前に間違いを見つける最後の砦として読売新聞の信用を守り続けた。正しい日本語を心がけ、慣用句の誤用や誤字などの間違いを正すことに加え、知的財産保護やジェンダー平等など書かれる立ち場も重視。30年以上蓄積した校閲スキルをアレンジした「実用校閲講座」で学生や社会人にも「日本語の楽しさ」を伝えている。

Message

新聞をはじめ幅広い校閲経験も生かして編集者の皆様に「新聞品質」を講義します。個人情報保護士や知的財産管理技能士として様々な事例を交えながら、自治体、企業、高校・大学などで情報発信時に気をつけなければならないことをわかりやすく伝授します。

伊東 広路Kouji Itou

写真部でカメラマンとして事件、事故や有名人へのインタビューなど数多くの現場を経験した後、2015年から広報宣伝部で学事支援を担当。研究熱心で、学校現場に寄り添った中身の濃い「新聞活用」の授業が人気を集める。現場の教師、校長、教育委員会の評価も高く、各地の学校からの依頼が引きも切らない。広報誌やSNSなどで効果的に情報発信できる写真の撮り方など企業研修も数多くこなし、受講者から「写真の世界が広がった」と称賛されている。日本NIE学会正会員。

Message

写真取材の現場で得た経験などから、職場や地域での情報発信のこつを伝えたいと考えています。撮影や読み解きを通して、「百聞は一見にしかず」の画像活用法、交流を広げるコミュニケーションツールとしても期待値は大です。

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