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大阪・関西万博を取り上げた「こども夢新聞」が完成

大阪市内の小中学生が「新聞記者」になって、大阪・関西万博の関係者やパビリオンを取材、「こども夢新聞」を完成させました。万博を盛り上げようと奮闘するミャクミャクに会ったり、海外パビリオンの責任者にインタビューしたり。タブロイド判オールカラー8ページの新聞は、大阪市内の小中学校を通じて、18万人の子どもたちに届けられました。
参加したのは大阪市が公募した小中学生9人。新聞のちから講師から、取材のしかたや記事の書き方の手ほどきを受け、ペンとメモ帳を手に取材先へ向かいました。子ども記者が一番興奮したのは、開幕前の万博会場に足を踏み入れたとき。大阪ヘルスケアパビリオンでは、らせん状の柱や大屋根を流れ落ちる水の仕掛けに驚きの声を上げました。工事の担当者には「木材の量はどれくらい?」「いちばん大変だったことは?」などと次々と質問を浴びせていました。
子どもたちは「普通は会えない人に話を聞けてとてもいい経験になった」「取材をしてミャクミャクを応援したくなった」「もっと新聞を読んで、文章が書けるようになりたい」などの感想を寄せてくれました。
子どもたちに様々な職業体験を提供する大阪市の「こども 夢・創造プロジェクト」に読売新聞大阪本社が協力しています。2014年から続き、これまでも大阪マラソンや天王寺動物園などを取材し新聞を作りました。