研修の実施例
清風南海学園教育後援会 新聞による情報収集を再確認
清風南海学園教育後援会(高石市)

清風南海学園(大阪府高石市)の保護者で作る「教育後援会」主催の教育講演会が、2025年10月4日、学園の宕峯館ホールで開かれ、読売新聞の講師が講演しました。タイトルは「今こそ新聞をあなたの味方に ~情報の海の羅針盤~」。学園に通う中学生、高校生の保護者124人が参加し、新聞による情報収集の方法などを改めて確認していました。
講師は、経済部などで新聞記者として企業や官公庁などを取材し、その後、グループ全体のプロモーションなどを担当。それらの経験をもとに、新聞の特性や情報リテラシーなどをわかりやすく解説しました。保護者には、当日の読売新聞朝刊と、読売中高生新聞が一部ずつ配布され、ネットニュースやSNSとの違いなどをクイズ形式で楽しく理解しました。
事前に保護者から寄せられた約60種類の質問に答え、新聞を活用した、大学受験の小論文対策もアドバイスしました。さらに、AI時代であっても、常識を身につけ、自分の頭で考えるために、家庭での新聞記事などのニュースを題材にした会話の重要性についても触れ、保護者はメモをとるなどして熱心に聞き入っていました。
参加者からは「子どもに、どのように新聞に親しんでもらうかについても具体的なアドバイスがあり、参考になりました」、「家庭内でも新聞記事を題材に話をする機会を増やしていこうと思いました」、「非常に有益なお話をお聞きすることができました。少し離れてしまっている新聞からの情報収集が楽しいことなのだと改めて思えました」などの感想が寄せられました。
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