研修の実施例

新聞記事の内容を的確につかみ、文章構成力を身につける

カワソーテクセル(大阪市)

 セラミックスと金属を気密接合する独自の技術を深め、電子、光学、医療など幅広い分野に応用可能な製品づくりを進めるカワソーテクセル株式会社(本社・大阪市西区)は、今年から第3グループと第4グループの「新聞のちから」研修を始めています。毎回、新聞記事を題材に文章をまとめたり、プレゼンテーションの基本を学んだりしています。

 本社と堺市、東京都千代田区、広島県呉市、愛知県瀬戸市などの各拠点から、グループごとに十数人が受講。第1、第2グループは今春までに毎月1回計24回を終えました。模擬取材も行いました。「時事問題に関心を持ち、新聞記事の効果的な読み方が身についてきた」「報告書を簡潔にまとめることができるようになった」と好評で、別グループでの継続受講が決まりました。

 8月21日には第3グループの8回目の研修がありました。この日は、わかりやすく伝えるための文章の構成について学びました。わざと順番を入れ替えた八つの文を正しい順番に並べ直して、コメ価格に関する記事を復元させる問題に挑みました。さらに、この記事に見出しをつけて発表し、「核心部分を先頭に出す」「キーワードを意識する」ことを学びました。

多くの受講者が的を射た見出しを作成しました。講師は「これまでの研修の成果が表れてきた」と話しました。

 

 

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