研修の実施例
カフェ開業夢見る大学生に発信のコツ
滋賀県生活衛生営業指導センター(大津市)

カフェ開業を目指す学生向けに「カフェの学校」(滋賀県生活衛生営業指導センターなど主催)が、立命館大学びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)で7月25日に開講しました。新聞のちから講師も一コマを担当し、新聞で発信することの意味や、記者が取材したくなるコンセプトの考え方などを話しました。
立命館大学食マネジメント学部の学生から希望者を募り、2022年度から毎年実施しています。日本政策金融公庫大津支店による開業資金の融資の受け方や、滋賀県生活衛生営業指導センター指導員による食品営業許可の取り方などカフェ経営に欠かせない知識をしっかり学びました。9月には3日間限定で大津市内にカフェを開き、講座で練り上げた経営プランを実践します。
今年度は1、2回生の16人が参加。ちから講師は、SNSでの拡散が重視される世の中でも、新聞に掲載されることで、広い世代に知ってもらうことができ、社会的な信頼にもつながることを説明。社会がよくなる取り組みがあれば取材してもらいやすいなどと話しました。
この日の新聞記事を参考に、理想のカフェを考えるワークでは、参加した学生から「夏休みに給食で消費できなくて余る牛乳を活用したスイーツを作る」「ダイエットを気にして低栄養になる若い女性を健康にしたい」などのアイデアが次々と出てきました。
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